バランスシート、家計での使い方【エクセルテンプレート】

この記事ではバランスシートと損益計算書の違いを説明し、なぜ家計でもバランスシートが必要かが分かり、エクセルテンプレートにそってどうやって家計でバランスシートを作るか、将来どれ位お金が必要かの計画を立て純資産を増やすPDCAサイクルの回し方が分かります。

バランスシート、家計での使い方【エクセルテンプレート】

(動画時間:6:08)

 

ダウンロード  ←これをクリックして「バランスシート・ライフプランニング」エクセルテンプレートをダウンロード出来ます。

 

家計でバランスシートをつけるのを提案します。

 

こんにちは、リーンシグマブラックベルトのマイク根上です。

 

今日はどの人も関心の高い話題で、「どうやったらお金を貯めて増やせるか」の話です。それですと、皆さんまず家計簿を付けることを思い浮かべるでしょう。

 

しかし家計簿ってなかなか長続きしないですよね。僕が思うにその原因は手間がかかってめんどくさい事もそうですが、もっと問題なのは目的が見えづらくて達成感が感じ難い事だと思います。

 

そこで僕は皆さんに一度、家計でのバランスシートを作ってみるのを提案します。会社では必ず財務三表の損益計算書、貸借対照表、そしてキャッシュフロー計算書を作ります。このうちの貸借対照表が英語でバランスシートで、BSとも呼ばれます。

 

家計簿では毎月費目毎の収入、出費の各合計を見て、どこにムダ使いがあったかを確認しますよね。実はそれは損益計算書なのです。家計簿を付ける目的は損益計算書を作るためなのです。ちなみに英語からP/L (Profit and Loss Statement) とかI/S (Income Statement) とも呼ばれます。

 

損益計算書とバランスシートの違い

 

バランスシートと損益計算書の違い

 

一年や一ヶ月など対象期間でのお金の出入りの流れを見るのが損益計算書です。しかしこれだけだと今現在最終的に家計がどういう状態なのかが見えてきません。損益計算書だけを見る事は「木を見て森を見ず(全体が見えない)」の状態になってしまいます。

 

そこで現在やある時点での全資産と全負債を洗い出して最終的な財務状態や純資産を確認するのがバランスシートです。

 

どちらかと言うと損益計算書よりもバランスシートの方が重要なのです。だから家計でもそれをやるべきですし、家計用のバランスシートを作るのは実はそんなに難しくないのです。今回もテンプレートを作りましたのでそれでご説明します。

 

バランスシートの書き方

 

家計でのバランスシートの例

 

上図がバランスシートの記入例です。その様に左側に「資産の部」があり、右側に「負債の部」があります。

 

「資産の部」にご自分の全資産を入力していきます。金融機関からの最新の明細書を見て、現金、預貯金や株式、積立保険などの金融資産の残高を入力していきます。ここで重要なのはそれらを今現金化した時の金額を入力する事です。

 

また、車や家、貴金属などの所有資産の時価金額を入力していき、これも金融資産と同じで今現金化した時の金額を入力します。最近ではインターネットで自分の持っているものと似た条件で大体の金額を調べられると思います。

 

右側の負債の部で、クレジットカードの残高、各種ローンやその他の借金の現残高を全て入力していきます。ローンなどは毎月返済するだけであまり残高を確認する事は少ないので、これを良い機会にして下さい。

 

全て入力し終えると上に総資産額と総負債額が出てきて総資産額から総負債額を引いた金額が純資産になります。

 

資産がいっぱいあっても負債が多くて純資産が少なかったり、マイナスであれば負債超過になって家計は健全ではないのです。お金を貯めるとは突き詰めるとこの純資産を増やす事なのです。いくら家計簿を細かく書いていても純資産は絶対に見えてきません。

 

このバランスシートを家計でどう使うか? – ライフプランニング

 

家計でのバランスシートを作る目的はこの純資産額を割り出すことになります。これをKPI として将来の目標金額を立てたり、その達成度合を確認するのに使うのです。これがあれば家計簿をつけるにも目的意識が高まりますね。

 

また、将来は出費が増えていきます。その時どれくらいの純資産が必要かを考える事でご自分のライフプランを立てることも可能です。今回のテンプレートにライフプランシートもつけました。

 

ライフプランシート記入例

 

D5セルに今年の西暦を入れて、D列に全家族の年齢を入れると将来の年齢が自動で出てきます。これを見ながらいつ大きな出費が必要になるかを下の「臨時支出」欄に入力していきます。例えば車や家を買う時や子供が大学に行く時などです。

 

そしてここのD15セルに先ほど出した現在の純資産額をコピペすると、今後の毎年の純資産推定残高が出てきます。将来大きな出費があるのでその時純資産が減っていきます。この例ではマイナスになってますね。

 

ですからその時に備えて今後毎年貯金をしていかなければいけません。そこでこの「年次貯金目標」に貯金目標額を入れていくのです。この例では最低毎年100万円貯金していかないといけない事が分かりました。

 

純資産実績入力例

 

このテンプレートではその後毎年PDCAサイクルが回せるように工夫されています。一年後にバランスシートを見直して改めて純資産を出すのです。それを今度は17行の「純資産実績」に入れていくことで目標の達成度合を確認できます。そしてこれを毎年やって行きましょう。

 

しかしバランスシートを作るだけで貯金が溜まっていくわけではありませんよね。結局収入を増やすか、出費を減らしていくしかないのです。

 

バランスシートを作る事で目標が明確になり目的意識が高まりますので、一度やってみるのをお薦めします。もし家計簿をすでにつけている方は必ずやってみて下さい。

 

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