業務改善と標準化を同時に実現:MS 365業務システム開発

マイクロソフト365への移行でコスパ最高の方法、他のサービスとの違い(G Suite、Zoom、Line)

    
マイクロソフト365への移行でコスパ最高の方法、他のサービスとの違い(G Suite、Zoom、Line)
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マイクロソフト365への移行でコスパ最高の方法、他のサービスとの違い(G...

マイクロソフト365のどのプランをどう活用するのが一番コスパが高いかを解説しています。その為に従来のオフィス製品との違いからマイクロソフト365をより理解し、他のオンラインサービス主要会社とも比較/検証しています。

(動画時間:7:13)

マイクロソフト365と今までのオフィス製品との違い

こんにちは、リーンシグマ、ブラックベルトのマイク根上です。
業務改善コンサルをしています。

僕はPowerAppsやエクセルなどの
マイクロソフト365についての動画を多く作ってきました。

そこでマイクロソフト365へ移行するには
どうすれば一番良いかをよく聞かれます。

今日はまだマイクロソフト365を使っていない方達のために、
マイクロソフト365と他のサービスを比較して、
どのプランが良いかを議論したいと思います。

ほとんどの人が仕事でエクセル、ワード、パワーポイントなどの
オフィス製品を使っていますね。

今までは最初の一回払いの永久ライセンスでした。
それを月間や年間払いにしたサブスクリプション型にしたのが
マイクロソフト365なのです。
まず、この二つの違いを見てみましょう。

従来のオフィス製品とMS 365の比較表

1.支払い方式

支払い方式は先ほど簡単に説明しましたが、サブスクリプションは
支払い続けますので、定価ですと3,4年後には
サブスクリプションの方が割高になります。
しかし、次からの項目を考えると利点が増えます。

2.インストール可能端末数

最近は一人で複数の端末を使いますね。
マイクロソフト365ですと端末5台まで
インストールして使えるのです。

3.新バージョンへの対応の違い

また新機能が搭載される新バージョン、
例えばオフィス2016から2019になる時には、
従来ですと新たに購入しないといけません。

しかし、マイクロソフト365では常に新バージョンが
使える状態になるのです。

僕はマイクロソフト365でPowerAppsをよく使ってますが、
どんどん使い易くなっているのを実感します。

4.セキュリティーなどのサポートの仕方

新機能には興味がないと言う方でもこの項目が問題です。
従来のオフィスではセキュリティーなどのサポートに期限があるのです。

ここに各バージョンの期限を掲載しました。

オフィスのバージョンサポートの期限
オフィス2010 2020/10/13
オフィス2013 2023/04/11
オフィス2016 2025/10/14
オフィス2019 2025/10/14


その期限が過ぎると新たなリスクへの対応がないので、
ウィルス感染などのセキュリティーの問題が出てきますので
その時には新バージョンを購入する事になります。

それに対してマイクロソフト365は常にサポートされています。
昔はセキュリティーサポートは10年間でしたが、
最近のオフィスでは7年になってます。
その都度、新バージョンを購入する必要がありますので、
それまで考えるとマイクロソフト365は価格面でも良いですね。

5.クラウドサービスの有無

僕が思うにそれ以上に重要なのがこの項目です。
従来のオフィスにはクラウドサービスはありませんでしたが、
マイクロソフト365には付いてきます。

マイクロソフトTeams、SharePoint、また携帯アプリを作成できる
PowerAppsやPower Automateなど、
沢山のクラウドサービスが一緒に付いてくるのです。

もしすでにマイクロソフト365をお使いでしたら
ブラウザでOffice.comに行き、
ご自分のアカウントにサインインして、
トップページの左下の「すべてのアプリ」アイコンをクリックすると、
沢山のソフトウェアがあり全て使えるのです。
これらを少しづつ使いこなす事によって多くの業務改善ができるのです。

マイクロソフト365アカウントのすべてのアプリのスクリーン

オンラインサービス主要会社比較

昨今のテレワークの時代になって、
もしかしたら皆さんの中で従来のオフィス製品と他の会社のサービスの
併用をされているかもしれませんね。
今回そのオンラインサービス会社のサービス比較表を作ってみました。

オンラインサービス主要会社比較表

マイクロソフト365の他にGoogleのG Suite、Zoom、Lineの機能を
僕の独断と偏見でビジネスの視点からこの表を作成しました。

主要機能としてOfficeツール、ファイルの共有、チャット、グループチャット、
オンライン通話、各種協働ツールを挙げていますが、
マイクロソフト365はこれらを全て揃っているし、
各種機能の連携が素晴らしく、使いやすくなっています。

G Suiteも各種機能は揃ってますが、チャットやオンライン通話では
使っている人が少ないので評価を三角としました。

ZoomとLineはチャットやオンライン通話に特化しています。
ですからマイクロソフト365やG Suiteとの併用をせざるを得ません。

こうして見るとマイクロソフト365のパフォーマンスが
一番高いのが分かりますね。

マイクロソフトTeamsのユーザー数推移グラフ

引用元:Live Computing Inc. 
https://livecomputing.co.jp/blog/information-business-strategy/microsoft-teams-dau-1-1-million/

これはマイクロソフトTeamsのユーザー数の推移ですが、
実際にマイクロソフト365のユーザーがここ2年で
爆増しているのが分かります。

コスパ最高のマイクロソフト365のプラン(MS 365 Business Basic)

ここで問題になるのが、
もうすでにオフィス2016や2019を使っているけど、
マイクロソフト365のクラウドサービス部分だけが欲しい場合です。

オフィスツールの部分は折角買ったので
使い続けたい方は多いでしょう。
実際に僕もそうでした。

マイクロソフト365のおすすめプラン

引用元:マイクロソフト公式ページ 
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/compare-all-microsoft-365-business-products

上図はマイクロソフトの公式ページからです。
彼らのお勧めは右側の月相当で1ユーザー1,360円のプランで、
これにはOfficeツールとクラウドサービス全てが入っています。

しかし、その左側にMicrosoft 365 Business Basicというプランがあります。
これにはOfficeツールは入っていなく、
クラウドサービスだけで月相当で540円です。

実際に僕は現在、Office 2019とこのBusiness Basicプランを使っています。
これで僕の動画でお見せしているPowerAppsや、
エクセルとSharePointの連携など全て行う事ができるのです。

PowerAppsの携帯アプリや
PowerAppsとマイクロソフトTeamsの連携で業務システムをいくつ作っても、
この値段でできるのです。

それに加えて今までZoomやLineでやっていたオンライン会議やチャットも
マイクロソフトTeamsでやる事で他のアプリケーションとの連携が
もっとスムーズになります。

こう考えると月額540円は決して高くないと思いますがどうでしょうか?

僕の計画では今使っているOffice 2019のサポートが
2025年で切れるのでその時にグレードアップして
Officeツールもマイクロソフト365にしようと考えています。

ですから皆さんも今お使いの従来のオフィスを使ったまま、
安価なマイクロソフト365のBusiness Basicを導入して、
テレワークや僕が提唱しているエクセルやPowerAppsとTeamsの連携で
業務アプリを作って業務改善のイノベーションを起こして下さい。

僕にご連絡を頂ければそれらのお手伝いもできます。
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