PowerApps Studioの使い方 (PowerAppsの開発環境)
PowerApps Studioの操作画面とそれぞれのコツを画像で説明していきます。この記事を読めばPowerApps Studioの使い方の全体像をつかめてPowerAppsアプリの作成をし始められるようになります。
(動画時間:4:42)
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PowerApps Studioの基本
こんにちは、リーンシグマ、ブラックベルトのマイク根上です。
業務改善コンサルをしています。
今回はモバイルアプリ作成のためのPowerApps Studioの
操作画面を一緒に見ていきます。
各セクションの説明とアプリ作成上のコツもご紹介します。
これからPowerAppsを始める方には必見です。
前回の記事では元データを準備する時のコツと
そのサンプルアプリを作るまでの手順をやりました。
⇒「PowerAppsのデータソースをエクセルでやる時の4つのコツ」
このソフトウェアの凄いところは元データから
サンプルアプリを自動で作ってくれる事です。
下の画像が僕の元データから出来たサンプルアプリです。
一から作るよりもはるかに速いです。
この作成環境を「PowerApps Studio」と呼んでいます。
画面左側がアプリのスクリーンと部品の一覧表
まず画面の左部分を見てみてみましょう。
ここに現在自分のアプリ内にある全部品の名前が並んでいます。
白色の四角のアイコンがスクリーンを表していて、
その左の三角形をクリックする事で
その画面内にあるラベルやアイコンなどの全部品を
表示したり非表示にしたり出来ます。
スクリーン名の右の「…」をクリックして次のメニューから
そのスクリーンの上下への移動や削除が出来ます。
また他のスクリーンアイコンをクリックする事でその画面に簡単に移動出来ます。
次にスクリーン内にある部品を見ていきましょう。
名前をクリックする事で直接その部品を選択状態にし、編集が出来ます。
これらを使って各スクリーンをデザインしたり必要な機能を加えて行くわけです。
後でいろんな場所からこれらの部品を参照するのですが、
その時にデフォルトの名前だとその名前がどの部品を指しているか分かり難し、
書き間違えてエラーの元になったりします。
ですので各部品を簡潔に表す名前に書き換えた方が良いです。
ダブルクリックをして簡単に変えられます。
全く同じ名前はつけられないので、
例えば、スクリーン1内の部品であれば
「1」を部品名の最後につけるように僕はしています。
部品の中で「Gallery」というのがあります。
これによって指定したデータの一覧をとても簡単に表示出来ます。
PowerApps Studio画面右側で選択された部品の各種設定をする
次に画面右を見ましょう。
今選択されている部品のPropertiesが並んでいます。
日本語で属性ですね。
ここでその部品の多くの設定を変更する事が出来ます。
選択された部品の種類によって属性の項目も変ります。
エクセルの様にPowerAppsにも数式バーがあり、
その左にあるドロップリストから属性を選んで設定を変える事も出来ます。
この属性の設定と数式バーでPowerApps関数を組む事で
難しいコードを書かずにアプリが作れるのです。
今後はPowerApps関数についての動画もどんどん作っていきます。
PowerApps Studio 画面上部のメニューバー
画面上部のメニューバーを見てみましょう。
「Home(ホーム)」では良く使うコマンドが並んでいて、
選択した部品の形、色、サイズを変更出来ます。
これは使い慣れたエクセルやパワーポイントと全く同じ使い方です。
「Insert(挿入)」で新しい部品を追加出来ます。
この「Controls」をクリックして追加出来る部品を見て下さい。
一般的な「Button」や「Drop Down」の他に
カレンダーから日付をピック出来る「Date Picker」や
数値をスライドで入力できる「Slider」も標準で装備されているので、
こういう機能をアプリに簡単に実装出来るのです。
その他の「View(ビュー)」や「Action(アクション)」に関しては
今後おいおい説明していきます。そのまま右に行きましょう。
最初のボタンが「App Checker(アプリのチェック)」で
それをクリックすると新しいセクションが出てきて、
アプリ内にエラーがあればそこに説明や解決のヒントが出てきます。
次のボタンがよくある「戻る」と「進む」ですね。
次の三角のボタンでいつでもアプリの「プレビュー」を見ることが出来ます。
今日の内容の全てを記憶する必要はないです。
使っていくうちに覚えますので。
今日は操作の全体像をつかめて頂ければ嬉しいです。
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