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自己管理能力の上げ方 【7つの習慣】から学ぶ

    
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自己管理能力の上げ方 【7つの習慣】から学ぶ

「7つの習慣」本から「自己管理能力の上げ方」についてです。自己管理能力の高低は詰まる所限られた自分の時間の中で優先順位を決めて生活をしているかどうかです。その時に「緊急度」と「重要度」を考えることで自己管理能力を上げれるのです。

(動画時間:4:55)

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時間だけは万人が平等に持っている

こんにちは、リーンシグマ、ブラックベルトのマイク根上です。業務改善コンサルをしています。

今このスティーブンコブィーの「7つの習慣」の本を読んでいて、その中から今日は「自己管理の原則」の話をしたいと思います。

人が産まれて来る時に率直に言って世の中不平等ですよね? ですが、時間だけは万人が平等に持って産まれてきます。

時間以外、例えば、どこの国とか、金持ちの家かどうか、五体満足かどうか、などは自分の努力で何とかなるかもしれないが、時間だけは平等にしないと決定的な差がついてしまうということで、神様が決めたルールなのでしょう。

自己管理での優先順位:「緊急度」と「重要度」

その限られた時間だから自分のやることの優先順位を決めることが一番重要です。その時の一番の着眼点は何ですか?この本では「緊急度」と「重要度」と言っています。この下の表を見て下さい。

時間管理行列図

その物差しで見ると自分の行動を四つに区分できますね。左上から「緊急であり、重要であるもの」、「緊急ではないが、重要であるもの」、「緊急であるが、重要でないもの」、「緊急でも重要でもないもの」、です。

僕が面白いと思ったのは時間にいつも追われている人は90%の時間を「緊急であり重要なもの」に費やして、常に問題に対処していて、疲れ果てていて、それから開放されるために残りの10%を「緊急でも重要でもないもの」に時間を使っていると書いた箇所です。

ここで一つ質問ですが、「緊急であるが、重要でないもの」と「緊急ではないが、重要であるもの」だとどっちを先にすべきなのでしょうか?やっぱり緊急なのだから「緊急であるが、重要でないもの」でしょうか?ここに落とし穴があります。重要でないのだから、そもそもやらなくて良いのです。

「第二の領域」は自己管理の心臓部

スティーブンは「緊急ではないが、重要であるもの」を「第二の領域」として“効果的な自己管理の心臓部”と呼んでいます。ではそれはどういった行動なのでしょうか?その中に、人間関係の構築、自分のミッションステートメントを書く、長期的計画の作成、適度の運動、問題予防対策、各種準備・勉強などが含まれます。

心当たりありますね、これらって後回しにしがちですよね。これらをおろそかにして色んな問題が後で出てきて、それらが皆「緊急であり重要であるもの」になってしまいます。

逆に言うと「第二の領域」にフォーカスすると物事を前向きに考え、問題を未然に防ぐようになります。結果的に「緊急であり重要であるもの」が少なくなってきます。

それで更に「第二の領域」に時間を費やせますので、成功する人はもっと成功するし、成功できない人はいつまでも「緊急であり重要であるもの」に振回された人生を送ることになるのです。

自己管理能力を最大化する重要度の決め方は?

それでは「第二の領域」をやりたくても今は時間が無いですよね。「緊急であり重要であるもの」は重要なのだからやらざるを得ない。最初はやはり残りの「緊急であるが、重要でないもの」と「緊急でも重要でもないもの」を止めてそこから時間を作るしかないです。

そこで一つ疑問が沸いてきます。「重要かどうかはどうやって決めるのでしょうか?」下記の様な図を描いてみました。

重要度の決め方

世の中自分たちの周りには無数の選択肢があります。それらの重要度を見分けられるかは明確な自分の目的、目標があるかに掛かってきます。それがあればそれにより関連するものが重要になるのです。

さらにその目的、目標が強い願望になればなるほどその他の重要でないものに「ノー」が言えるようになるので、そこから時間を作り「第二の領域」に時間を費やすことが出来るとスティーブンは言っています。

ですので自分のミッションステートメントや人生計画を作ることは非常に有効なことなのです。

そして彼はまた生活のリズムを一週間毎にするのを勧めています。週に一度週間計画を立て、実行し過去一週間の反省を踏まえて次の週間計画を立てる。これにより「第二の領域」を中心とした生活が送れます。

今日は「7つの習慣本」から時間管理についての話をしました。

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