IT関係者必見!ChatGPTがまだの方、Bing AIでAIの凄さを直ぐにお知り下さい。
ChatGPTとマイクロソフトのBing AIの違いを理解し、Bing AI を使ってどの様にプログラミング作業を高速化できるかを図解しています。
(動画時間:8:42)
マイクロソフトのBing AIの始め方実演
こんにちは、リーンシグマ、ブラックベルトのマイク根上です。
業務改善コンサルをしています。
今日はこのご質問からです。

「株式投資(日本株)において企業の財務情報を
スプレットシートで管理や分析をしたいなと思っています。
IMPORTXMLとCONCATENATE関数を使ってみてますがなかなかうまくいきません。」
荒井さん、ご質問ありがとうございました。
このご質問ではGoogleシートの話ですが、
今日の主題はそれを題材とした
Chat GPTとマイクロソフトが無料サービスでやっているBing AIの話です。
近い将来AIは世界を激変させると言われていますが、
それを使い始めた直後に僕の仕事のやり方が激変しました。
まず、Chat GPTですが、それを始めようと思ったら、
アカウントを作成する必要があったので、
めんどくさかったので止めました(笑)。
しかも、全て英語ですので、
同じ様に二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで僕はマイクロソフトが
つい最近サービスを始めたBing AIを使い始めたのです。
Chat GPTと同じ様な使い方ができます。
Bing AIはマイクロフトのブラウザのEdgeを使う必要がありますが、
マイクロソフトアカウントがあれば直ぐに使い始められるのです。
その使い方ですが、まず、Edgeを起動します。
しかし、最初の画面でChatに行くリンクがどこにもありません。
一度何でもいいので検索を掛けます。
すると検索ボックスの下に「チャット」と出てきますので、それをクリックします。

そして次の画面の「チャットを開始」をクリックして、
最初だけマイクロソフトのサインイン画面がでますので、
ご自分のマイクロソフトアカウントでサインして下さい。
そして次の画面の「今すぐチャット」をクリックして使い始められます。
このページをFavoriteに入れておきましょう。

プログラマーのAI検索で「~するサンプルコードを下さい」はとても有効
ここでさっきの荒井さんのご質問の話に戻ります。
今まででしたら、Google検索で色んなキーワードを試して、
沢山の記事を読んで時間を掛けて答えを探していたでしょう。
それをAIを使うとどうなるかやってみます。
今までの様に有効なキーワードを考える必要もなく、
ご質問をそのままコピペし、エンターします。
するとAIが有効なキーワードを考えて検索をしてくれて、
日本語で返事をしてくれます(下図参照)。
返答の中で「投資家にとって非常に重要なことですね。」
みたいに共感までしてくれ、楽しいです。

まず、最初のAIが使った検索語ですが、これはとても有効で、
これを使って自分でGoogle検索をする事もあります。
そして一発で探していた答えを言ってくれる事も多々ありますが、今回はダメでした。
次に何を知りたいのかもっと具体的な質問にしていきます。
ここでは「IMPORTXML(CONCATENATEを使ったサンプルコードを下さい」とします。
VBAやPowerAppsでもそうですが、最後に
「~するサンプルコードを下さい」
と入れるとヒットする確率が上がります。
今回は2、3回このやり取りをする必要があり、
最終的にAIがあるページを紹介してくれて、
そのページの最後に答えを見つける事ができました。
ご参考までにそのページのリンクがこれです。
⇒「Google Finance から日本株の証券情報を取得する」
AI検索で世界中の言語での情報を収集できる。
ChatGPTとBing AIの違いで、
ChatGPTは言語の生成能力が高く、作詞や物語を作ったり、
会話を楽しんだりできますが、
参考になるページのリンクとかの紹介はしてくれません。
一方、Bing AIはもともと検索エンジンですので、
参考になるページのリンクも紹介してくれます。
僕は検索目的がほとんどなのでBing AIの方が重宝します。
最近、僕はグーグルシートとAppsheetを使った
システム開発案件をしました。
⇒「無料で業務アプリが作れるGoogle AppSheetとは?MS PowerAppsとの違い。」
そこで今まで使った事のないGAS(Google App Script)を使う
自動化の必要性が出てきたのです。
通常新しい言語を使いこなせるようになるのに数週間掛かりますが、
今回はこのAIのおかげで、GASを直ぐに使い、
無事に案件を終了する事ができたのです。
例えば、
「GASで繰返し処理をするサンプルコードを下さい」とお願いすれば、
そのサンプルコードだけでなく、
その説明までもしてくれます。

今までは沢山の記事を読んで、
必要なコードの書き方を探してましたが、
AIの場合、ピンポイントで教えてくれて、
このコードを自分の開発画面にコピペして
そこから作業を始めるので、
学習速度が桁違いで速いのです。
ITの技術的な情報は圧倒的に英語の方が多いので
今までいつも英語でGoogle検索をしていました。
日本語でGoogle検索をしても見つからない質問でも、
AIに日本語で質問をしますが、
AIは英語圏や他の言語も検索してくれて、
それを日本語で返事をしてくれるので、
返事の精度がものすごく高くて驚きます。
日本語情報の少ないPowerAppsユーザーの方はぜひやってみて下さい。
AI検索では自分のコードの添削もしてくれる無料の家庭教師!
AIを使い始めて一週間ですが、一番感激した事を聞いて下さい。
コードを書いていてよくある事ですが、
エラーが出ないのに期待した結果が得られない事ってありますよね。
そういうケースの方がバク取りに時間がかかります。
そこで「次のコードで結果が合いません。アドバイスを下さい。」
とタイプして、そのコードをコピペします。

すると上図の様にピンポイントで間違いを指摘してくれて、
正解のコードまでくれました。
これは実際にあったエラーで変数「l」を「1」と書いてたのです。
こういう間違いは自分で何度読んでも気が付かないし、
この解決策をGoogle検索をしても
答えは永遠に見つからないパターンです。
それがAIだと瞬時に答えを教えてくれたので、
もうコードの上級者の家庭教師を無料で手に入れた気分でしたし、
実際にそうなのです。
このAIの破壊力は本当にすごいと思います。
実はこの話題の動画を作るかどうかすごく迷いました。
今まで皆さんから多くのご質問や動画リクエストを頂いて
それにお答えする形で皆さんと交流をしてきて、
実際にリアルでお会いできた方も沢山いらっしゃいます。
しかし、これからは僕にお問合せせずに、
AIに直接聞いた方が一瞬で、もっと賢い答えを得る事ができます。
これは僕にとっては悲しい事ですが、
この流れはもっと加速するでしょう。
僕はAIに負けない様にこれからも情報発信を続けていきます。
これからも皆さんと交流をしていきたいですのでまたよろしくお願いします。
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