業務改善と標準化を同時に実現:MS 365業務システム開発

PowerAppsのモダンコントロールは今使うべきか?日付の選択モダンコントロールは使うべき

  
PowerAppsのモダンコントロールは今使うべきか?日付の選択モダンコントロールは使うべき
\ この記事を共有 /
PowerAppsのモダンコントロールは今使うべきか?日付の選択モダンコ...

PowerAppsの新しいモダンコントロールとクラシックコントロールとの違いと現時点でのいい使い分け方、そして便利なモダンコントロールを3つご紹介します。

(動画時間:6:58)

Udemy.comでオンラインコースを運営しています。
マイクロソフトPowerApps 中級編【SharePointで、実務で使える業務アプリの作り方:勤怠管理アプリ編】
⇒ 半額になる「ディスカウントリンクページ」へ


モダンコントロールの利点は?

こんにちは、リーンシグマブラックベルトのマイク根上です。
業務改善コンサルをしています。

最近PowerAppsで新規のアプリ作成時に、
コントロールを追加する一覧の中に
沢山「プレビュー」の表示があったりしませんか?

モダンコントロールの一覧

これは新バージョンの「モダンコントロール」です。
それに対して、旧バージョンを
「クラシックコントロール」と呼びます。

モダンコントロールにはどんな利点があるのでしょうか?
まずそれをAIに聞いてみます。
Edgeブラウザの右上のCopilotアイコンを押して、
「Power Appsのモダンコントロールにはどんな利点があるの」
と聞いてみます。

モダンコントロールの強みのCopilotの答え

そしたら「デザインの一貫性」、
「アクセシビリティ」、
「使いやすさ」と色々ありますが、
その中で「パフォーマンス」が一番大きいかなと思います。

「パフォーマンスの向上が図られており、
アプリの動作がスムーズになります。」
とあるので、
今後、PowerAppsを本格的な業務システムとして作って行く時に
重要となるでしょう。

モダンコントロールとクラシックコントロールの違い

新旧コントロールの一覧の比較

上図は新旧二つのコントロールの一覧を並べています。
左側がクラシックコントロールで、
右側がモダンコントロールです。
よく見るとアイコンも変わってますね。

メニューバーの「挿入」から、
モダンコントロールモードの一覧の
下までスクロールすると「クラシック」セクションがあり、
従来のクラシックコントロールも追加する事ができます。

しかし将来完全にモダンコントロールに移行した時は
これは使えなくなるかもしれませんね。

これをクラシックコントロールモードにしたい時や、
逆にモダンコントロールモードにしたい時は、
メニューバーの「設定」から、左のタブで「更新」、
そしてこの「モダンコントロールとモダンテーマ」の
「オン」、「オフ」で瞬時に切り替える事ができます。(下図参照)

PowerAppsの設定からの更新設定画面
新旧コントロールの既定の状態の比較

上図で実際の主要なコントロールを並べてみました。
左がクラシックコントロールで右がモダンコントロールです。
追加直後の既定ではクラシックコントロールの方が
文字のサイズが大きく、
モダンコントロールの色がグレーでセンスがあるのを感じます。

しかし、両方を混ぜて使うと
アプリの統一感がなくなってしまうのが、一つ問題です。

ここでは個別のコントロールの説明はしませんが、
モダンコントロールは完成途上で
クラシックコントロールにあった属性が
モダンコントロールではないのがあったり、
使用時にバグが発生するものもあります。

ですから今すぐ全てモダンコントロールを使うのではなく、
使いたいものだけ使うでいいと思います。

ではいつ切り替えたら良いかというと、
挿入の一覧で名前の隣の「プレビュー」がなくなった時です。
プレビューの時はまだテスト中って感じです。

ぜひ使いたいのは「日付の選択」のモダンコントロール

しかし、上図のモダンコントロールの中で
ぜひ使いたいモダンコントロールが一つあります。
それは「日付の選択」モダンコントロールです。

クラシックではユーザーは日付を選択してから
「OK」をクリックする必要があります。
しかしモダンコントロールでは日付を選ぶだけで良いのです。
また他の月に飛ぶのも簡単にできます。

日付の選択モダンコントロール

さらにモダンコントロールには「EndDate」属性があって
ユーザーが選択できる最終日を設定できます。

例えばそれに「Today()-1」を入れれば
選択できる日がいつも今日よりも前になり、
今日以降の将来を選択できない様に簡単にできます。

もう一つ「StartDate」属性があり、
ユーザーが選択できる最初の日を設定できます。

例えばそれに「Today()-7」と入れれば、
さっきの「EndDate」属性の働きと合わせて
ユーザーに強制的に直近の1週間内でしか
選択できない様にできるのです。

クラシックでもこの様な制御はできますが、
「OnChange」を使って複雑な式を書く必要がありました。
こっちはもっと簡単だし、
ユーザーは目で選択できる日が分かります。
下図の様に薄色の日は選択できません。

日付の選択モダンコントロール

コントロールの見かけの問題は
「塗りつぶし」と「罫線」属性を変更すれば
クラシックコントロールと似たデザインにできます。
これで僕はもう日付の選択のクラシックコントロールは
使わなくなりました。

しかし、一つ注意が必要なのは
既定値の設定をクラシックコントロールでは
「DefaultDate」属性でしたが、
モダンコントロールではそれがなく、
「SelectedDate」がそれに該当します。

前の方が覚え易いですが、慣れるしかないです。

今までなかった「タブの一覧」と「Toolbar」モダンコントロール

今までなかった便利な沢山の
モダンコントロールが登場しています。
その中のお勧めで、
一つは「タブの一覧」コントロールで、
もう一つは「Toolbar」コントロールです。

「タブの一覧」コントロールで
切り替えタブを簡単に作成できます。

それでユーザーの選択によって表示するテキストを変えたり、
画面を切替えたり、
ギャラリーのフィルターにも簡単に使えます。

PowerAppsのタブ一覧コントロールの使用例

「Toolbar」コントロールでは、
ギャラリーの上に設置して、
「追加」、「編集」、「削除」の機能を
このコントロール一つで実装できます。

PowerAppsのToolbarコントロールの使用例

そのギャラリーへ新しいレコードの追加や、
既存レコードを選んで、その編集ができる様にして、
またその編集モードを解除したり、
選択レコードを削除する機能を簡単に実装できます。

今までこの機能を作るのに沢山のコントロールと
自分で作ったロジックの数式を書かなければいけなかったですが、
これからは誰でもこのコントロールだけでできてしまうのです。

これらは便利なコントロールなのでまた別に詳細動画を作ります。
モダンコントロールは期待は持てますが、
今のところほとんどがクラシックコントロールで済んでしまいます。
使う基本はクラシックコントロールでも、
常にモダンコントロールの研究はしていって下さい。

「こちらの記事も読まれてます。」

Comment

  1. vortexstrike より:

    Thank you for the good writeup It in fact was a amusement account it Look advanced to far added agreeable from you However how could we communicate

  2. vortexstrike より:

    Nice blog here Also your site loads up very fast What host are you using Can I get your affiliate link to your host I wish my site loaded up as quickly as yours lol

  3. vortexstrike より:

    Hello i think that i saw you visited my weblog so i came to Return the favore Im trying to find things to improve my web siteI suppose its ok to use some of your ideas

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です