データ分析の基本は?やっぱりPDCAサイクルなんです。

データ分析の基本は「PDCAサイクルの中でデータ分析を考える」事です。この記事ではPDCAサイクルをどうデータ分析に活用して、結果を出せる、行動を促す事の出来る「アクショナブル」なデータ分析をするにはどうしたら良いかを説明しています。

 

データ分析の基本は?やっぱりPDCAサイクルなんです。(DMAIC: 分析段階)

(動画時間:5:18)

 

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データ分析の基本は?「PDCAサイクルの中でデータ分析を考える」

 

こんにちは、リーンシグマブラックベルトのマイク根上です。

 

リーンシグマではデータや事実に基づいてプロジェクトを進めるのが鉄則です。ですからより良いデータ分析をするのは非常に重要ですね。そこで今日はデータ分析の基本について話をします。

 

データ分析と聞くと引いちゃう人が多いですが、ちょっとしたコツを押さえれば、エクセルだけでかなりの事が出来ます。一番のコツは、このサイトで何度も話してますが、「PDCAサイクルの中でデータ分析を考える」という事です。PDCAサイクルについて詳しく書いたページを下のリンクをクリックして必ずご覧になって下さい。

 

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簡単におさらいをすると、PDCAサイクルは物事を成功するための大原則です。

 

PはPlanで計画を立て、

DのDoで実行し、

CのCheckで評価/反省をし、

AのActで対処や改善をする。そして次のPlanに繋げていくというものです。

 

データ分析はPDCAサイクルの中でどの段階で主に行うでしょうか?そうですね、CのCheckですね。逆にデータに基づかないCheckはGPS無しで車で目的地に行くようなものですね。このPDCAサイクルを念頭に置いた分析結果は非常に実用的になり結果に繋がります。

 

データ分析におけるPDCAサイクル

 

どういう事かと言うと、最初のPlanの計画段階で何がプロジェクトの目的で何を達成しようとするのかを考えます。この事はデータ分析をする中で一番重要です。仕事柄データ分析をよく頼まれます。こういう分析をしてくれとか、ああいう分析をしてくれと言われるんですが、必ず目的は何か、何を達成したいのかを聞き直します。それでより要求されたものが作れます。

 

次のDoの実行段階で自分の作るデータ分析を見る人がどんな活動をする中でその分析を見るのかを考えます。情報工学の基本で「情報の価値は見る人や見るタイミングによって変わる」また「情報は多くなればなるほど価値が下がる」というのが有ります。ですから自分の分析結果を見せる人によって、またそれを見せるタイミングによって内容や見せ方が変わって来ます。それと限りなく必要最小限の情報だけにするのを心掛けて下さい。

 

情報の価値について

 

最後のActの対処/改善段階では自分の分析結果を見てもらって何らかの行動を期待するわけですよね。その行動を一番促せる情報内容と見せ方を選択するわけです。英語でActionableと言います。僕はデータ分析のキーワードはこの「行動を促す」という意味の「アクショナブル」だと思っています。

 

たまに綺麗にグラフが並んでいるけど何を意図しているか分からない分析をよく見かけます。おそらくそれを見る人を意識せずに作ったのでしょう。僕は具体的に分析を見る人になってみて、その人がそれを見た時にどこを見て、次の行動を起こすために何を知りたいのかを考えます。

 

アクショナブルなデータ分析の実践例

 

アクショナブルにする例を一つ上げると、前回から一番下がったまたは上がったデータを見たいとします。二つの数字の列を並べただけでは無く、隣の列にその二つの数字の差を出してその列で並べ替えをしただけで全く違ってきます。実際にやってみましょう。

 

<< 悪い例 >>

 Data Analysis Bad Example

 

例えばこの表では顧客毎の先月と今月の売上と粗利、そしてそのグラフが綺麗に並んでいます。一見良く出来た分析ですね。ですが、これで何をしたいんですかと聞いたら、売上の落ちている顧客を見つけて売込みをしたいというのです。それでしたらこのグラフは無意味です。消しましょう。隣の列に=「今月の売上」ー「先月の売上」の式を入れます。ですから答えがマイナスだったら売上が下がったということですね。

 

そのセル内の右下にカーソルを持っていくと黒の十字に変わり、そこでダブルクリックすると自動で数式がペーストされます。項目名の行を選択し、「ホーム」をクリックし、「編集」リボン内の「並べ替えとフィルター」をクリックして、「フィルター」を選択したら逆三角形のアイコンが出てきます。これがフィルタです。そしてさっき作った列のフィルターで昇順を選ぶと上部に売上が一番落ちてる顧客が出てきて一目で分かります。

 

<< 良い例 >>

データ分析良い例

 

このようなコツは沢山有りますが、大事なのは今日のテーマの「PDCAサイクルの中でデータ分析を考える」という事です。それにより、どうしたら良いかのアイディアが出てきます。

 

今日はデータ分析の基本についての話をしました。

 

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