【QC7つ道具って何?】フローチャート、ヒストグラム、パレート図:これらは皆QC7つ道具に含まれます。

(動画時間:4:30)

 

<<トランスクリプト>>

こんにちはリーンシグマブラックベルトのマイク根上です。以前QC7つ道具の一つであるパレート図をテーマにしましたが、ここで改めてQC7つ道具の説明をしたいと思います。製造業の方にはお馴染みかと思いますが、このQC7つ道具はサービス業務改善でもものすごく威力を発揮します。

 

QC7つ道具は日本で生まれました。それが今では7 QC Tools としてリーンシグマだけでなく、PMPのプロジェクトマネージメントの資格試験でも必須科目ですし、多くの業界で全世界で活用されています。日本ではどうですか?サービス業務ではあまり使われていないのではないでしょうか?もしそうでしたらもったいない話です。

 

QC7つ道具はパレート図の他に特性要因図、チェックシート、ヒストグラム、散布図、管理図、そして層別になります。PMPでは層別の代わりにフローチャートを入れています。リーンシグマプロジェクトでも全ての道具がよく使われます。

 

僕の場合、サービス業務が対象で、使用頻度が高いのはフローチャート、パレート図、特性要因図、チェックシート、ヒストグラムの順番になります。全てのツールのエクセルテンプレートを作りましたので、今後の動画でご紹介していきます。

 

リーンシグマはツールの寄せ集めとか、多すぎるという批判を聞くのですが、それぞれに重要な役割があります。実際に一つずつ使っていき、なぜ使うのかが理解できるとそんなに難しくないですし、暗記する必要も無いです。それでは一つずつ見ていきましょう。

 

これがフローチャートです。業務フロー自体を図式化出来ます。この用途は広く、いろんな目的で使えます。新しい業務フロー設計はフローチャートの完成をもって終了します。

 

これがパレート図の例です。データの属性を発生頻度の高い順に並べるので、最重要な要素が一目で分かります。

 

これが特性要因図です。形状から魚の骨図とも呼ばれます。これはQC7つ道具の産みの親の石川馨(かおる)先生が考案しました。彼に敬意を表して、英語ではIshikawa Diagramとも呼ばれています。リーンシグマでは解決したい問題の根本原因を見つけたい時に使います。

 

これがチェックシートです。この例はデータ記録用チェックシートです。項目毎に発生度数を記録していき、記録したデータを後の分析で使います。もう一つ点検用チェックシートというのもあります。To-Doリストみたいに決められた作業や注意点を時系列で書いてあり、やり損ね防止に使います。記録用も点検用も書式はその目的によって変わってきます。誰が何のために使うか、期待する結果を考えて書式を決めましょう。

 

次がヒストグラムです。ある一種類の数値データの発生頻度をグラフ化したものです。どの数値帯が一番発生しているかが一目で分かります。

 

これが散布図で、二種類のデータの関連性があるか無いかが分かります。それを相関と呼びます。また、どういう相関があるかが分かります。

 

これが管理図です。対象業務フローの品質特性、CTQの測定数値の折れ線グラフ上に、中心線とその上下の許容範囲である管理限界線を引いた図です。折れ線グラフが管理限界線を越えたり、その他の特定の癖のある動きをした時に特殊なバラツキとして大きな問題が発生する前に問題解決に動けます。

 

最後が層別ですが、これはツールと言うよりも、考え方です。全てのデータ分析をしている時に使えます、と言うよりも使わなければダメです。データ分析をした時に何の結果も得られない時がありますね。そんな時でも、使ったデータを種類に分けて別々に分析をすると有意義な結果になる事が多々あります。それが層別です。

 

以上がQC7つ道具の簡単な説明でした。それでは最後までご視聴ありがとうございました。チャンネル登録も宜しくお願いします。

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