SMART目標を使って、完璧な目標設定をしましょう。【プロジェクト、会社戦略、人事考課どれにも適用】(リーン・シックスシグマ)

(動画時間:4:08)

 

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こんにちは、リーンシグマブラックベルトのマイク根上です。今日はプロジェクト目標やKPIを立てる時のコツになるSMART目標の話をします。英語圏では常識になってますが日本ではどうでしょうか?人事分野で従業員のKPIを設定する時に良く使われます。このSMART目標はリーンシグマプロジェクトの測定段階でも是非ご活用下さい。

 

このSMARTのS、M、A、R、TはSpecific、Measurable、Achievable、Relevant、Time-boundの頭文字を集めたものです。人によって色んな組み合わせが言われてますが、これが現在では一般的だし、プロジェクトマネージメントでは最適です。これを最初に提唱したのはピータードラッカーですが、実は彼のもちょっと違う組合わせでした。

 

最初のSpecificは「明確な」とか「曖昧の無い」という意味です。そのままですが目標は「明確な」 「曖昧の無い」もので無いといけないですね。これを達成するには4Wの疑問詞に答えられれば良いです。つまりその目標は、何時、何処で、誰が、何をするのかです。

 

その次のMeasurableは「測定できる」です。前述した、ピータードラッカーの名言で “What gets measured gets done.”という有名な言葉があります。意訳すると「測定できたことだけが達成される」です。さすが、ピータードラッカー!一行でこの本質を説明しています。

 

プロジェクトでPDCAサイクルを回し、チェックの所で現状を測定できないと良くやっているのかどうかも分からないし、次の行動の決めようが無いですよね。

 

3つ目がAchievableで「達成可能な」と言う意味です。上司から言われた目標数値が高過ぎて、やる気が無くなった経験はありませんか?そうなのです、達成不可能な目標は逆効果以上に失敗の元です。最初っからやる気を無くさせます。そんな目標なら見せない方が良いくらいです。

 

過去の数値データと状況と、今後の状況を加味して数値目標を出すのは必須です。低過ぎず、頑張れば手が届く目標数値が良いのです。

 

4つ目がRelevantで「適切な」とか「方針に合った」と言う意味です。例えば営業マンに粗利率を主要な目標にして、粗利率の低い注文を取らなくなり、逆に売上も粗利も下がったら「不適切な」目標に成りますね。

 

また会社の戦略や全社目標に反するプロジェクト目標を掲げるわけにはいきません。より広い視野に立って、目標を考え、それを目標にした時に、起こり得る可能性を考えて決定する必要があります。

 

最後がTime-boundで「時間に則した」と言う意味で、簡単に言うと期限を常に付けなさい、です。例えば、自分の子供達に部屋の掃除をやれとか、本を読めとか言うだけだと動かないですね。そこで何時までに、とか、何分間と明確にし、キッチンタイマーもセットしたらやります。

 

会社でも一緒で、期限の無い目標は単なるスローガンです。また、目標を渡す側が、先ずその目標と期限にコミットしなければいけません。その期限が迫るごとに途中経過や未達者リストを通知するなどの努力をする事です。

 

以上が目標やKPIの設定する時に便利なSMART目標の説明でした。以前も話しましたが、サービス業務では製造業務と違って数値データを集め難いですが、先ずは集める努力をします。その時にこのSMART目標を頭に入れながら既存のデータを見て行くとそのデータ活用のヒントになります。

 

是非このSMART目標を使ってみて下さい。ご視聴ありがとうございました。チャンネル登録もよろしくお願いします。

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