【DMAIC:定義、測定、分析、改善、定着】業務フロー改善プロジェクトの必勝パターン(リーン・シックスシグマ)

(動画時間:3:55)

 

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こんにちは、リーンシグマ、ブラックベルトのマイク根上です。

 

今日から数週間はリーンシグマの基本中の基本のDMAICの話をしようと思います。

 

これはシックスシグマの内容で、リーンシグマはそれを継承しています。

 

DMAICとは、リーンシグマプロジェクトを実施する5段階の手順を表します。

 

その五段階は英語でDefine(定義)、Measure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)そしてControl(定着)で、それぞれの頭文字を取っています。

 

たまにこのDMAICとPDCAサイクルをごっちゃにしてる人がいますが、PDCAサイクルは改善活動を成功させる絶対原則でその概念を常に繰り返し自分の仕事に適用させるものです。

 

それに対してDMAICはリーンシグマプロジェクトを運営する骨組みで、プロジェクトの終了と共に終わります。だからDMAICサイクルとは決して言いませんね。

 

DMAICの各段階を一つずつ今日は簡単に説明していきます。

 

最初のDはDefineで「定義する」と言う意味で「定義段階」です。

 

これから始めるプロジェクトの内容を明確化します。

 

プロジェクトを実施する背景、目的、目標、チームメンバー等を明確化するのです。

 

また対象プロセスはどこなのか、図式化すると良いでしょう。

 

これらの定義を不完全のままプロジェクトを進めると後で大体大きな問題が出ます。

 

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次のMはMeasureで「測定段階」です。

 

何がどうなったらプロジェクトが成功または失敗したかの定義をするのです。測定可能な数値項目を設定できるのが理想です。

 

測定の仕方も決めなければいけません。
プロジェクトの要所、要所で成功度合いを測るわけですね。

 

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この段階はすごく重要なのですが、非製造業務では一番難しいところです。

 

できる努力は全てするべきですが、非製造業務の場合、全くできない時もあります。その時は次に進んで下さい。

 

三つ目のAはAnalyzeで「分析段階」です。

 

ここで対象プロセスの現在の状態を分析します。

 

物と情報の流れ図やフローチャートで図式化し、価値無価値分析、8つのムダ分析、パレート図等で問題箇所、問題点を明確化し、Vital Few-重要な少数要素を見つけます。

 

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このVital Fewがなぜ起こるのか、その根本原因を探り、この時便利なのが5つのなぜ分析と特性要因図です。

 

 

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四つ目のIはImproveの「改善段階」です。

 

根本解決した理想のプロセスを設計します。現プロセスからその理想のプロセスへの移行計画を立てます。

 

そして、設計した理想のプロセスに移行するのです。

 

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リーンシグマがシックスシグマより優れているのはここでリーン手法が大いに威力を発揮するからです。これについても将来お話します。

 

最後のCはControlで「管理する」と訳す人もいますが、正確な意味としては「定着させる」です。ですから「定着段階」です。

 

せっかく新しいプロセスが出来上がってもしばらくして元の状態に戻ってしまったり、当初の計画と違う基準でプロセスが進んでしまっては下も子もありません。

 

どうしたら定着されるかの対策を練るのです。

 

この段階の作業としてはSOP、標準作業手順書の作成、それによる従業員研修を実施することです。

 

出来れば作業度合いが給与制度や簡単なボーナス制度と連動できれば最高ですね。

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